暑さでね、おかしくなっちゃうね。
でも、あんまりエアコンを入れんのが好きではないのです。昼間は窓開けてちょっと汗かくくらいがちょうど良い感じで、夜は冷房を27~8°にしてサーキュレーター。サーキュレーターはいいねぇ~。冬も重宝してます。
こんな玉の輔も猛暑に負け、朝からガンガンとエアコン生活。なんとかならないのかしら?
でも、こんな気候の時は「あ~、芸人で良かったなぁ」と痛感いたします。なんたってラフな格好で仕事に出掛けられる。最近はサラリーマンもノーネクタイで出勤できるようになったけどやっぱり暑そう。そこいくと我々はねぇ。
でも、年に一、二回暑さに立ち向かわなければならない日があります。それは…?
九月下席から我が落語協会に新真打が誕生いたします。春は四代目三遊亭圓歌襲名があったので今年はこの四人がおめでたい方々です。
さん生師匠門下柳家わさびくん、
さん喬師匠門下喬の字改め柳家小志んくん、
左橋師匠門下左吉改め古今亭ぎん志くん、そして
権太楼師匠門下ほたる改め柳家権之助くん。
九月下席鈴本演芸場から始まって末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、11月の国立演芸場と五十日間の披露興行が行われます。
個性的な奴らばかりなので楽しみです。わたしも落語協会理事として口上に並びますので是非ご来場くださいませ。
…知らない方も多いでしょうが玉の輔は落語協会理事です!
御披露目に先立って手ぬぐい口上書き、扇子の三点セットが配られました。
ほらね、理事として名を連ねてるでしょ!
シンプルに紋だけが染められた手ぬぐいです。名前の順に並んでます。陰剣片喰(わさび)、梅(ぎん志)、丸にくくり猿(権之助)、丸に三ツ柏(小志ん)。これだけ『紋だけ!』ってのもなんだか堂々としてていいね。
「わたしは◯◯一門、わたしの師匠は◯◯です!文句あっか!」みたいでさ。
寄席文字橘右楽師匠によるものです。
で、8月26日に上野精養軒で披露パーティーが行われるのですが、この日こそが芸人試練の一日なのです。秋の新真打はだいたいこの時期。連日30°C越えた日中にキチンとスーツ着てネクタイ締めて行かなきゃならないでしょ?
当たり前だけど普段はだらけた格好して寄席や地方の仕事に出掛ける我々にはとても苦痛な一日なのです。
まあ、とにかくおめでとうございます!各々の手ぬぐいは順次紹介いたします!
次回は9月8日(日)湯島天神で行われる一般社団法人落語協会謝楽祭特集です!
あっ、今年から謝楽祭のYouTubeがあるんだ!見てみてちょうだいな😃