「また、新しい手ぬぐい作ったから持ってきますよ」
翌日「コレなんだけど…」
ありがと、と受けとると「いくらだったか忘れたけど、売るんだって。ぼったくりだよね ハハハ」
…『ぼったくりだよね』なんて言葉がこの男から出てくるとは、思いもよらなかったよ 笑。
可愛いじゃん!文蔵っぽくない 笑!…あっ、今回は橘家文蔵さんの手ぬぐいね。
前回、文蔵組手ぬぐい二種類を 『噺家の手ぬぐい大賞』常連のとつかりょうこさんデザインで出したばかり。しかも、今回も2014年 文左衛門時代に大賞を受賞している松村紅実さんに依頼。紅実ちゃん…玉の輔もよく知ってるので、こう呼びます。また、紅実ちゃんは文蔵襲名手ぬぐいも手掛けたんだけど、この可愛らしい手ぬぐいとは大違いな髑髏柄。…幅広いね 笑。
『文蔵っぽくない』って書いたけど、文蔵さんは料理が得意。プロ級の腕前です。まあ、そんな感じなんでキッチングッズが並んでます。鍋に光琳蔦ってのがいいね。
可愛らしい手ぬぐいなんで、目を引くのが『三代目 橘家文蔵』の文字。襲名手ぬぐい同様 書道家 臥狂さん。この文字は文蔵らしさが出てますね。
で、紅実ちゃんに伺うと
「文蔵師匠の柄ではない感じにしようと今回は北欧テキスタイルをイメージしています。そのギャップが面白いかなって。料理道具にしたのはネタを料理するって意味と師匠が料理好きを掛け合わせています」
…玉の輔推理、ほぼ当たってたネ。でも、ネタを料理するってところは恐れ入谷の鬼子母神です 笑。
この手ぬぐいホントに売ってます!
欲しい方は三代目橘家文蔵オフィシャルサイトまで。
https://www.bunzou.com/form?form_id=5785
また、儲けようとしてやがる 笑。