噺家の手ぬぐい

当代落語家のオリジナル手ぬぐいを網羅!

真打昇進

言ってみるもんだ!?

落語協会新真打の御披露目はじまってま~す!
多くのご来場誠にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたしますねぇ~。

ということで今回は左橋師匠門下初音家左吉改め古今亭ぎん志くん。二ツ目時代は『さーちゃん』の愛称で親しまれておりました。さーちゃん?…永ちゃんに対抗してさーちゃんです。

ぎん志くんは前座時代から誰に何を言われようがリーゼント頭を通してきました。本人曰く三十年ほど前のNHKドラマ『晴れのちカミナリ』落語家役の渡辺謙さんを真似たそうで、なんかカッコ良かったという理由らしい。

先代林家正楽師匠のエッセイをドラマ化したもので実はわたくし玉の輔も出演しておりました。前座からちょうど二ツ目に昇進する時期だったわたしに謙さんが

「パーティーとかしないの?やるなら出るよ」

とおっしゃってくださいました。もちろんニツ目のパーティーはないので真打昇進時に御披露目の招待状をお送りしたところ欠席でしたがお花を贈ってくださいました。カッコいいねぇ~、謙さん!でも、あのドラマの謙さん、リーゼントだったっけ?

話が逸れました、ぎん志くんです。

『古今亭ぎん志』は左橋師匠と考えた新しい名前だそうです。

この手ぬぐい、スゴく好き!

『銀』です。将棋の銀の駒が四つで『銀・志(し=四)』。

味わい深い、温かみのある画です。

『九段 森内俊之』…日本将棋連盟森内九段によるもの。知り合い?

「以前から将棋の凄い人がご近所に住んでいると存じあげてはいたのですが、この度将棋の駒の『銀』から名前を付けたというところで森内先生に描いてもらおうとピンときました」

…ピンときた、って勝手にピンときてるんじゃねぇよ 笑。

「そんなことを酔っぱらってしゃべっていたら一緒に呑んでいた方が『知り合いだ』と言うんですよ。半信半疑でいたら翌日森内先生からお電話をいただきまして…。訳を話すと快諾してくださって、後日『描けましたので届けます』と連絡があり先生ご本人が自転車で届けてくださいました」

…取りに伺え 笑!

「酔っぱらいの戯言が本当になっちゃった、というところです。この森内先生にお願いした手ぬぐいは販売いたしませんが楽屋にご祝儀を持って来ていただければ御返しの配りものとしてお分けいたします。まず寄席にお運びくださいませ。よろしくお願いいたします」

ちゃっかりしてるね~。で、真打の高座に上がってどう?

「披露興行の先輩方をずっと見ていたので凄いなぁ、とは思っていましたがあそこに自分が上がるというのは初日を終えてもまだ夢のようです。披露興行が終わるまでこんな感じが続くのでしょうか?」

うーん、どうだろうねぇ~?そんなことより酔っ払ってゲガしないでねぇ~(笑)。

披露興行はまだまだ続きます!

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