噺家の手ぬぐい

当代落語家のオリジナル手ぬぐいを網羅!

真打昇進

ボーッとしてる方が…

まあ、不思議な人間です。…不思議な噺家は多々いるけど、この男は人間として 笑。

今回は柳家花いちくん。玉の輔も御披露目に付き合っているけど、毎日おどおどおどおど。毎回、弟弟子に「今日はどっち演ろうかな?新作が良いかな?それとも古典?」…どうせ、ワケわからない新作しか演らないくせに 。市馬会長の口上じゃないけど、一度聴いたら病みつきになる落語…ではない 笑。何度も何度も聴いているうちに「あれっ?」となって、泥沼にハマる…かも知れない、こともあるとか、ないとか。…とにかく不思議な魅力のある人間、かも知れない 笑。まあ、この10月下席池袋演芸場と次の国立演芸場に騙されたと思って足を運んでください。ホントに騙されます!

で、手ぬぐいネ。

よーく見ると『花いち』…判る?

「新真打四人のチラシを担当していただいたiicana(イイカナ)さんにデザインをお願いしました。『花いち』の文字を極限まで簡略化して、核に剣片喰(けんかたばみ)を配しました。新作のイメージが強いですが、柳家の古典があるからこそ、とメッセージも入っています」

最後のコメントには疑問符が 笑。御披露目の高座、口上に上がった感想は?

「お祝いということもあり師匠方の目が優しい気がします。褒める所を必死に探してくださりながら愛あるいじりで盛り上げてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。高座では正直扇子を持つ手が震えたこともありますが、お客様の暖かい拍手に助けられています」

コロナ禍でいろいろチャレンジしてことごとく失敗し続けた花いちくん。背中汗アート、羽織を脱いだら背中に正解が書いてあるクイズ等々、写真を送ってくれたけど、汚いので却下します!

「これからも泥臭くチャレンジして、コツコツ自分の会をやっていくつもりです。とにかく一歩づつ進んで行けたらな、と思います」

あっ、書き忘れた!

本来口上に上がっていただく幹部連のお宅に挨拶に行くという通例があります。生意気にもわたくし玉の輔も落語協会理事として口上の司会として並ぶのですが、花いちくんのちょっと「らしい」お話。

9月30日のこと。生憎のお天気で明日の末広亭初日は台風の予報。玉の輔の携帯に花いちくんから着信が。

「玉の輔師匠、おはようございます。末広亭口上よろしくお願いいたします。明日は台風の予報ですが、お宅にご挨拶に伺います」

…「台風の予報ですが」は要らないセリフ 笑。

「来なくていいよ!!」

花いちって、こんな正直者です 大笑!

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