シャイな玉の輔は、他団体に知り合いが少ないので手ぬぐい紹介も必然的に落語協会が圧倒的に多い。
ということでこないだ紹介した三遊亭遊かりちゃんに「芸術協会で面白い手ぬぐいな~い?」とお願いしましたところ…ありますねぇ~、いいのが!
今回は古今亭今いちクンの手ぬぐいです。
…面白いけど、なに?
「自分でデザインしました。ずっと学校で造園をやってきたので庭にある『延段』にしました。下から『真』『行』『草』の敷き方で、落語も石のようにひとつづつ組み上げていき自在に表現できるように」
今いちクンは都立園芸高校から千葉大学園芸学部卒業という全く『えんげい』違いの世界から噺家になった変わり種。でも、お世話になっている庭師の方に差し上げたところ『芋目地』という延段としたら駄目な箇所が多いことが発覚したそう。…でも全くわからないよ。だって芋目地なんて言葉、知ってる人がいないし 笑。
そして、なんと畳紙の文字は先代今輔師匠!…えっ、どういうこと?
『古今亭今輔』の『古今亭』を取って、『今いち』は手ぬぐい屋さんが似せて作ったんだってさ。
…わぁ、インチキぃ~ 笑。こういうの大好きです!
「ユニット『芸協カデンツァ』でYouTubeを始めて動画編集技術は上がりましたが噺の技術は上がりませんでした 笑。カデンツァメンバーの手ぬぐい動画もあるので是非ご覧ください」
いいねぇ、また芸協二ツ目手ぬぐいどんどん紹介しますよぉ~っ!