まずは、おめでたいニュース!
わたくしどもの師匠、春風亭小朝が春の褒章、紫綬褒章を受賞しました!
パチパチパチパチ…おめでとうございま~す!
受賞コメントで
「師匠(五代目柳朝)がお元気だったら、もうどれくらい喜んでくれただろう。今日があるのは師匠のおかげなので、すごくそれは思いました。感謝の気持ちと師匠の満面の笑みが浮かびました」
…わたしは、いつどれくらい師匠を喜ばせてあげられるのだろう?圓太郎兄さんにまかせよう 笑。ぴっかりも頑張れぇ〰️。
大師匠が亡くなった1991年、うちの師匠は30台半ば。師匠がいなくなるってどんな気持ちなんだろ?…考えたくないね。
ちょっと重くなっちゃったけど、今回の手ぬぐい紹介は三遊亭歌扇さん。 この春一緒に昇進した丈助さんほどではないけど新真打としては、かなり高齢者 笑。
以前は、あの横山やすし師匠の付き人したり、まあいろいろやってたみたい。そしてとうとう噺家に…いいの?
歌扇さんは三代目圓歌師匠の最後のお弟子さんです。ニツ目で師匠を亡くすとどこかの門下に移らなくてはいけないので現在は兄弟子だった若圓歌師匠のところへ。三代目からいただいた名前『三遊亭歌扇』のまま真打になりました。
「名前を変えなかってんで手ぬぐいもそのままです」
だってさ。歌扇にちなんで『扇』、扇子です。シンプルでわかりやすくていいね。
SIMPLE IS BUSTです!
「小ぶりで素朴なおっぱいが最高!」という意味…あれっ、違うか?
「でも畳紙だけ変えました」
確かに、ちょっと高級そう!
二日間だけになっちゃったけど口上と真打の高座に上がった感想は?
「口上の稽古もしておけば良かったです。やっとスタートが切れました」
稽古って?
口上って座ってるだけだけどね 笑。
「コロナで仕事が無いですが前進、前進、また前進です!」
皆さん、歌扇に仕事あげてください!その前に玉の輔もお願いいたします!
ちなみに『歌扇』という名前は四代目ですが、三代目までは皆、廃業してます 笑。
初めて真打になった『歌扇』です!