この度は台風19号の被害に遇われた多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。
わたくしは北海道におりました。雨風は無かったのですが飛行機が飛ばないので東京に戻れず旭川で過ごしました。幸いと申しますか一日遅れではありましたがチケットが取れてなんとか後輩柳家かゑるくんの結婚式に間に合いました。彼も挙式をやるべきか悩んだそうですが、たいへんな額のキャンセル料金が発生すると聞いてやることに(笑)。おめでとうございました!
さてさて、落語協会の真打披露も続いておりますが芸術協会は柳亭小痴楽くんが一人真打で頑張っております。新宿末廣亭、浅草演芸ホールをまわって池袋演芸場を終えました。この芝居の御披露目はちょっぴりおやすみで11月上席前半(1~5日)、そして中席は国立演芸場です。皆さん是非ともご来場くださいませ。
小痴楽くんは五代目痴楽師匠の息子さんです。どういうわけだか二十年くらい前にご存命の頃のお宅に伺ったことがありました。息子さんが二人いて下が今の小痴楽くん。覚えているのはお父さんに怒られていた兄弟と若くて綺麗なおかみさん。
ホント可愛いんだよ!まあ、小痴楽的にはお母さんだけどね。
東京かわら版の取材で久しぶりにお逢いしたけど相変わらずお綺麗でした!
どうよ、最高でしょ!手ぬぐいはコチラ。
小痴楽くんにしてはちょっぴり地味?
江戸小紋の古典的な柄『菖蒲』です。以前紹介した(2018年六月上席)手ぬぐいは『かけ葵』。古典柄を繋げ合わせたものでしたがハートっぽく見えて狙ってる感が強くて評判が良くなかったそうで、今回は正統派にしたそうです。
「勝負の年なんで『菖蒲』です」
…とチャラく一言(笑)。
で、真打の高座は毎日どう?
「楽しくやってます!」
だってさ。まあ、楽しけりゃいいや!まだまだ御披露目続きます。ガンバれぇ~、そして、おかみさん大好き!…何のこっちゃ?