いよいよはじまりました真打昇進披露興行、鈴本演芸場から50日をかけてまわります。わたくし玉の輔も口上の司会で出演させていただきますのでよろしくお願いいたします。
で、今回はさん喬師匠門下の喬の字改め柳家小志んさん。わたしが入門した当時、『柳家小志ん』という曲独楽の師匠がいらっしゃいました。独楽の方の名前じゃないの?
「四代目は江戸曲独楽の師匠でしたが故翁家和楽師匠が『元々噺家の名前だから真打になったら継ぎなよ。その方が嬉しいよ』と度々仰ってくださっておりました。師匠さん喬に相談したところ関係先にご挨拶に動いてくださりお認めをいただいて襲名の運びとなりました」(本人)
ふーん、そうなんだぁ。
手ぬぐいはコチラ。
「寄席文字と牡丹文字は橘右楽師匠です。牡丹文字を手ぬぐい全体に散りばめるイメージでしたがデザインしてくださったモリモト・パンジャさんのアイデアで『小志んの道を一歩一歩歩んでいく様に』との願いを込めて足跡風にしてくださいました。記念品のポーチにもデザインを併用しました」
なるほどねぇ~。
では抱負を一言。
「若手真打枠という新たなステージへ上げさせていただいたという感じです。その中で自分の道を楽しみながら進んで行きたいと思います。そして余韻の残せる噺家を目指しています。熟成まで時間がかかるかもしれませんが、それまで皆さま方の熱量(応援)よろしくお願いいたします」
なんか真面目だねぇ~。…で、余韻の残せる噺家って何(笑)?
「それと同学年のライバルは市川海老蔵です」
…エビゾーは全く相手してないと思うけどね(笑)。そういえば小志んくんは思いっきり『二の線』…二枚目気取りなんだよ、あの顔で!『喬の字』って名前がいかにもって感じだよね。
エビゾーというよりはカブトガニみたいなんだけど…。なんか変なヤツなんだよ、いきなり協会の事務所で「玉の輔師匠は◯◯派ですか?」とか「ボクの元カノは◯◯似なんですよ。◯◯最近よりが戻りそうなんですよ」
…聞いてねぇヨ!ちなみに◯◯派はここでは書けない言葉ですけどネ。それと、前座時代は『小きち』って名前だったけどわたしは『コキキチ』って呼んでたなぁ。…意味?…言えません!ぜんぜん真面目じゃないね(笑)。とにかく変わり者ですが、よろしくお願いいたしますねぇ~。